バーチャル/仮想通貨ウォレットとは、簡単に言えば仮想通貨における「お財布」のことです。財布を英語で「ウォレット/Wallet」と言いますからね。
ただ、1円玉も1万円札も、ドルも、ポンドも、ユーロも、メキシコペソもなんでも入れることができる現実世界のお財布とは違い、バーチャルウォレットは基本的には特定の仮想通貨しか入れることができません。
例えば、ビットコインとイーサリアムを入れることができるウォレット、みたいなイメージです。
バーチャルウォレットには大きく2種類存在します。
ホットウォレット
ホットウォレットは「ユーザーがウォレットの秘密鍵を持たない」という特徴があります。
①取引所ウォレット
いくつもある仮想通貨の取引所が提供するウォレットです。取引所のシステムがハッキングされたりするとお金を失うことになるかもしれません。(仮想通貨流出事件一覧)
②ソフトウェアウォレット
PCや端末にダウンロードして使うことができるアプリケーションとしてのウォレットです。秘密鍵がウォレット運営者の手元に保存されないので仮想通貨を管理する権限はユーザーに与えられます。ただしハッキングのリスクはあります。
コールドウォレット
コールドウォレットは「インターネットに接続されていない」という特徴を持っています。
①ペーパーウォレット
ウォレットを作成するための公開鍵と秘密鍵がコピーされた紙のこと指しています。QRコードが書いてあることが多く、それを読み込んで取引を行います。
②ハードウェア
仮想通貨をオフラインに保存するモノです。イメージで言うとUSBに保存して、必要に応じてインターネットに接続するような使い方です。セキュリティレベルはかなり高いと言ってもいいでしょう。
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