シナジーとは、1+1が2より大きくなることです。日本語にすると相乗効果で、基本的には誰かと誰かが協力したり、M&Aで複数のビジネスが統合する場合は、シナジーが起きると見込んで実行します。
M&Aの例で考えてみましょう。
A社がB社を買収するとしましょう。A社は毎年3億円の利益を稼いでいて、B社は毎年1億円の利益を稼いでいるとします。普通に合併もしくは買収によって統合されれば、利益は年4億円になるはずです。ここで利益が6億円とかになったりするのがシナジーによる効果です。
M&Aにおいてシナジーが起きる理由は、規模が大きくなることによって規模の経済の恩恵を受けることができたり、製造工程を統合することで効率性が上がってコストが下がったりすることなどです。
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