経済協力開発機構(OECD)とは、簡単にいうと「先進国の集まり」です。この機構の目的は
- 経済成長
- 貿易の自由化
- 途上国支援
とされていて、これらの目的を、先進国同士の意見交換、情報共有によって達成しようとしているのです。
歴史的には第二次世界大戦後に、アメリカのマーシャル国務長官が「経済的に混乱した欧州を救うべきだ」と述べる「マーシャルプラン」を発表して、これをきっかけにヨーロッパの16カ国が集まって欧州経済協力機構(OEEC)を発足させます。
要するにマーシャルプランによる支援を受け入れるための器として発足したという面があるのです。
そしてのちにアメリカや日本などが加盟して現在の形になっていきました。
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