日経平均株価とは、わかりやすくいうと日本のすごい企業の株価だけを集めて特殊な方法で平均を取ったという指標です。ただ合計して225で割っているわけではありません。
具体的には、日本経済新聞社が東京証券取引所プライムに上場している約2000銘柄のうちから、売買が活発で安定している225銘柄を選定してその株価を元に算出されている指標といえます。
225銘柄の選定は年に1回見直しが行われ、上場廃止などの事情があった場合は、臨時入れ替えが行われます。
日経平均の歴史を簡単に見てみましょう。1950年に東証が「東証修正平均株価」の名称で算出を開始し、1970年に日本経済新聞社が指数の算出・公表を引き継ぎました。1975年から1985年までの名称は「日経ダウ平均株価」でしたが、1985年に現名称に変更しました。
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