投資信託は、わかりやすくいえば、「資産運用のプロが、一般投資家たちからお金を預かって、大きな資金としてまとめて運用し、その利益を一般投資家に還元する」というような金融商品です。
一般投資家から見ると、プロが運用してくれるわけですが、必ずしも利益が出るわけではありません。
以下に、単純計算でイメージが湧くように例を挙げたいと思います。
AさんとBさんがそれぞれ100円、200円を資産運用のプロに預けたとします。それを運用し、1年後に300円→400円になったとしましょう。プロは手数料として40円を受け取り、AさんとBさんは出資比率に応じて、それぞれ20円、40円多く受け取ります。
結果として、Aさんは120円、Bさんは240円に資産が増えたといえます。
逆に300円が240円に減ってしまったとします。そうすると、この60円の損失はAさんが20円分、Bさんが40円分負担し、Aさんの元には80円、Bさんの元には160円が返ってくるというイメージです。
もちろん、手数料はもう少し細かくかかってくるのですが、イメージとしてこのようなことが起きているのだと知っておきましょう。
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