金融政策とは物価の安定、持続的な経済成長、国際収支の均衡などを目的として、中央銀行が行うさまざまな政策のことを意味します。
具体的にはこの3つを知っておきましょう。
政策金利操作
中央銀行が民間銀行に資金を貸し出すときの基準金利を変化させることで、民間銀行から企業への貸し出し資金量を誘導することです。
支払準備操作
中央銀行は金融機関に対して預金の一定割合を現金または中央銀行への預金の形で保有することを義務付けているのですが、この割合すなわち法定準備率を変更することです。
公開市場操作
公開市場操作(オペレーション)には大きく分けて2種類があります。
資金供給オペレーションと、資金吸収オペレーションです。資金供給は、資金の貸付や国債の買い入れなどによって行います。資金吸収は手形の売却や国債の売却によって行います。
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MONETARY POLICY: STABILIZING PRICES AND OUTPUT