お金用語辞典VerBank【重商主義/Mercantilism】

重商主義

Mercantilism

重商主義とは、16〜18世紀ごろにヨーロッパの絶対王政の国々が採用していた経済政策のことで、国内に富を蓄えるために貿易収支を黒字にし、国内産業を保護していこうという考え方です。

簡単に一言でいえば、「貨幣を獲得する」ことが目的で、それこそが国家を豊かにするというわけです。

これに対する批判としてケネーの重農主義やアダム・スミスの自由放任の考え方などが登場してくることになりました。

関連書籍

イギリス財政思想史―重商主義期の戦争・国家・経済

関連・参考サイト

What Is Mercantilism?

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