基本合意書/意向表明書とは、M&Aの交渉途中で作成される文書のことです。そのまま頭文字をとって「LOI」と呼ばれることが多いので、この略称も覚えておきたいところです。
内容としては、買いてから売り手に対して、「買いたい」という意向を提示するための文書だという認識でいいと思います。
一方で「MOU」というものもあります。似たものだと説明されていることも多いですが、微妙なニュアンスは異なり、どちらかというとMOUこそ基本合意書です。
MOUは「Memorandum Of Understanding」の頭文字で、LOIの後にお互いが合意のもとで交わされる契約書です。この文書では基本的な事項がはっきりと記されるのですが、法的拘束力(legal binding)があるわけではないので、この後デューデリジェンスをやってM&Aがボツになっても損害賠償を請求することはできません。
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How to Use a Letter of Intent (LOI) to Make a Deal