世界恐慌とは、1929年10月24日にニューヨーク株式市場の大暴落に始まった未曾有の大恐慌のことで、世界史にも多大なる影響を与えました。
当時の世界は資本主義諸国を中心に国際分業体制が固まってきており、貿易や金融を通じて世界が密接につながりはじめて、相互依存を強めていました。故に米国で始まった出来事が世界中へと波及していったのです。
ただし、ソ連に代表される共産主義国家には世界恐慌の波が広がらず、「ソ連は理想国家で地上の楽園だ」という共産主義神話を勢いづけることになっていきました。
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