金本位制とは、1816年にイギリスで始まった金を通貨の価値基準と定める制度のことです。中央銀行が発行した紙幣と同じだけの金を保有することで、いつでも紙幣と金の交換に応じられるようにすることで、紙幣の価値を担保したというわけです。
19世紀以来この制度はいろいろな国に採用されていましたが、1929年の世界恐慌あたりから各国が次々に金本位制を廃止しました。それ以降の制度として、自国の経済水準に見合った量の貨幣を中央銀行が発行する管理通貨制度というものがあります。
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What Is the Gold Standard? Advantages, Alternatives, and History