お金用語辞典VerBank【ドルコスト平均法/Dollar Cost Averaging】

ドルコスト平均法

Dollar Cost Averaging

ドルコスト平均法とは、価格が変動する商品を買うときに、決まった金額で、定期的に購入する方法のことを意味しています。「ドル」がついているから日本人の僕たちからしてわかりづらくなってしまっていますが、要するに「コストを平均に保つやり口」って意味です。

さて、具体例で見てみましょう。1ヶ月おきに1000円投資するというドルコスト平均法を想定してみましょう。

現在株価 :100円
来月株価 :200円
再来月株価 :50円

さて、ドルコスト平均法では、現在、来月、再来月それぞれ何株買うことになりますか?

現在は株価100円で1000円投資するので10株ですね。来月は株価200円で暴騰しているので1000を割ると5株です。再来月も同じように20株ですね。

価格が高いときには割高になってしまうリスクがあるので買う個数を減らし、価格が安いときには割安の可能性が高いので多く買う。これを自動的に行えるのでドルコスト平均法は王道の投資手法の1つになっています。

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関連・参考サイト

Dollar-Cost Averaging (DCA) Explained With Examples and Considerations

英文を読んでいると、DCAと書かれていることも多いです。金融関連の知識を得るときに、アルファベット頭文字の羅列の意味がわかるかどうかでだいぶ差がつきます。ちょっとずつ覚えていきましょう。

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