複利とは、利息の計算方法の一つで、単利という概念と対をなしています。
定義を説明するより、計算例を見てみるほうがわかりやすいかと思います。
100万円を年の金利が5%というていで複利で計算してみましょう。
1年後→105万円
2年後→110.25万円
3年後→115.7625万円
4年後→121.55万円
5年後→127.6282万円
6年後→134.0095万円
こういう感じで、単利とは少し違って、元のお金ではなく、毎年増えたお金に対して5%の金利がついていくという計算方法です。
単利の方と並べてみてみましょう。
1年後→105万円
2年後→110万円
3年後→115万円
4年後→120万円
5年後→125万円
6年後→130万円
額の増え方が加速度的に増えていっている様子が少しわかると思います。
実は複利に関して厳密ではありませんが、72の法則というものがあります。72を金利のパーセンテージで割ると、大体資金が2倍になる年数がわかるというものです。
72÷5≒14.4ということで大体14年くらい後にはお金が2倍になるということになります。簡易的に大体の年数を計算できるので知っておくと良いでしょう。
関連書籍
関連・参考サイト
The Power of Compound Interest: Calculations and Examples