資本市場とは、「長期金融市場」の別名で、取引期間が1年を超える金融取引が行われる市場のことを指します。株式市場や社債市場、長期貸出金市場などを含みます。
英語でキャピタルマーケットというので、外資系の証券会社、いわゆる「外銀」界隈では、資本市場のことをキャピマと呼んでいたりします。
もうちょっとイメージが湧くようにわかりやすくしてみます。資本市場とは、投資家たちと企業たちとの間でのお金のやり取りが交わされる場所です。金融版のスーパーマーケットです。基本的には企業がお金を欲しがっていて、投資家はお金を貸したがっています。
イメージしてください。あなたも投資家側な訳ですが、貯金ってありますよね。あれをただ貯めていてもごく僅かな金利がつくだけでむしろただ寝かせていることによる機会損失が計り知れません。
だから、合理的に考えれば、企業にお金を貸して(投資して)、そのお金を元に企業がビジネス活動を頑張って、利益を上げて、それを株価上昇や配当という形で、投資家に還元してくれるなら、WIN-WINな訳です。
こういったことが行われている場所、それがキャピマと覚えておきましょう。
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