アノマリーとは、ファイナンスの文脈に限れば、既存の理論では説明できないけれども、確かに存在しているように思える株価の規則的な動きのパターンのことを言います。
色々あるので全てまとめてみます。
- 1月効果
- 1月は株価が上昇しやすいというもの
- 新年一発目ということでみんな株を買うんでしょうか
- 節分天井、彼岸底
- 節分である2月頭あたりに株価が1番上がり、彼岸の3月中頃になると株価が1番下がるというもの
- 1月効果が一旦落ち着くということでしょうか
- 4月効果
- 鯉のぼり天井ともいい、株価が上昇すること
- セルインメイ
- 5月に売れ、という意味で5月は株価が下がりやすい
- サマーラリー
- 夏場には株価が上昇しやすい
- 夏枯れ
- みんな夏休みで株式市場に参加しないので閑散とし、取引が減るというもの
- ハロウィン効果
- このタイミングで株価が下がりやすい
- 10月に買い、5月に売るのが良いとされる
- 12月の節税
- 節税のためにみんなが損を確定させるために売るので株価が下がりやすい
- 小型株効果
- 小型株の方が収益性が高まりやすいというもの
- 月曜株安
- 月曜は下げやすい
- TOM(Turn Of The Month)効果
- 月の変わり目(TOM)には株価が変わりやすい
- 月末には安く、月初には株価が上昇しやすい
参考程度にしかなりませんが、頭に入れておくべきものではあるでしょう。
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関連・参考サイト
Value and Momentum and Investment Anomalies