アナリストとは、分析の専門家のことを言います。外資系の証券会社や投資銀行などで入社1〜3年目ほどの若手社員のこともアナリストと呼ぶのですが、これも分析やその補助が仕事のメインとなるからでしょう。
ここでは、証券会社やシンクタンクにおいて業界分析や企業分析に従事する専門職について説明していきます。
アナリストは、国や企業の動向を分析するために、財務諸表、アニュアルレポート、HP、サービスなどを調べるだけではなく、企業の経営者にインタビューを実施したり、工場やオフィスに出向いて投資に必要な情報を入手します。こうした分析はアナリストレポートなどの形で世に放たれます。実物を読んでみましょう。
23/7期業績について、同社は、売上高1,663百万円(前期比27.3%増)、営業損失142百万円(前期は205百万円の損失)を計画している 。証券リサーチセンター(以下、当センター)では、23/7期について 、売上高1, 709百万円(前期比30.9%増)、営業 損失114百万円(前期は205百万円の損失)と会社計画を若干上回る水準を予想した。会社の方針通り、ストック収益が積み上がっていき、23/7期の売上高に占めるストック収益の割合は36.8%まで上昇すると予想した(前期は11.9%)。
証券リサーチセンター「カラダノート」
こんな感じの業績予想だけではなく、会社の概要や事業別の説明、重要な指標からの分析などがなされています。ぜひ実物も読んでみてください。
関連書籍
証券アナリストのための企業分析(第4版): 定量・定性分析と投資価値評価
関連・参考サイト